吉田綾霊談集吉田綾霊談集(54) 幸福を得られぬ人は、自分をこの現象界に招かれて来たお客様だと考えている人が多いようです。お客様だから、人からもっと待遇されてもよいはずだと思ったりするのでしょう。 そこで予想された待遇が与えられない場合に不快になるのですね。本当に...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(72) 人間の本性は、真直ぐな正しいもの、それを忘れて目先の利害や、打算に追われていい加減な誤魔化しの生活を送っている。 自己さえも欺き、人を欺き、恥を忘れる何と嘆かわしい、生き甲斐のない事ではなかろうか。 人は、天の意志をそのまま...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(71) 人に施しては慎みて念う勿れ 施しを受けては慎みて忘るる勿れ 人に施した場合は、決して恩をうる事なくその場で忘れる事。 その陰徳はやがて芽を吹く肥料となる。然し施した場合こうしてやったから、こうしそうなものだ、と思う時は既にそ...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(70) 百川学海而至于海 丘陵学山而不至于山 ヒャクセンウミニマナンデシコウシテウミニイタル キュウリョウヤマニマナンデシコウシテヤマニイタラズ 百川多くの川の水は、海の類にして小なり。故に海に学ぶ川水動きて息 やすまず、故...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(69) 人という字は、もちつもたれつ神仏を敬し、先祖をうやまい、その供養を怠らず自らは節倹を重んじ、困難辛苦に耐え、喜んで人世のため働かなければならぬ生まれつきであります。 自分自身の為、物を乱用するという事は決して神の御心ではありません...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(42) 人須 すべからく狭き道を取るべし 人の生涯には、二つの道がある。まちがった生涯は広い道、正しい生涯は狭い道とすると、広い道、それはほんとうに楽な容易に行く事が出来、何の決心もいらない。 また、注意も見張りもいらない。ただ、多...more2017.09.10吉田綾霊談集
吉田綾霊談集吉田綾霊談集(67) 現在の生活が不満であるという人は、自分の本心は何を求め、何を望んでいるかを静かに考えてみる事です。 只漠然としたあこがれや希望ではなく、自分が本当にやりたい事をはっきりと目標を打ち立てて、それに向かってまっしぐら突き進んで行くべき...more2017.09.10吉田綾霊談集