吉田綾霊談集

吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(67)

現在の生活が不満であるという人は、自分の本心は何を求め、何を望んでいるかを静かに考えてみる事です。 只漠然としたあこがれや希望ではなく、自分が本当にやりたい事をはっきりと目標を打ち立てて、それに向かってまっしぐら突き進んで行くべきで、やりた...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(66)

悪業を消散さす良法は、陰徳即ち報酬を望まぬ布施だと言う。 もし布施をなすため何物も無い、あるいは事情が許さぬ場合には他人の施しなすを見て随喜せよ。随喜とは、人が彼に対してよい事をなさると随順して、心から喜ぶことである。 その随喜の功徳は布施...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(65)

他人の不足を思っても、自分の魂の向上を妨げるにすぎぬ。 (上巻179頁、昭和44年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(64)

過去と未来をつなぐ現在。 せっかく生まれて来たのだから、広く、深く知識をつけ、迷いの無い境地を心掛けましょう。 (上巻179頁、昭和44年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(63)

神仏の慈愛は、人間の想像以上のもので、衆生を生かし育て、現象界をこの世ながらの極楽浄土になさんと常に働きかけておられます。 併し神仏のもたれる波動を直接うけたら、おそらくうかがい知れぬ強力な光と熱と振動によって、人間の体は、木端微塵に砕け散...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(62)

無常と言う言葉は、何となく淋しく感じられます。 然し、無常なるが故に、ファイトが燃えるのではないでしょうか。 我々一生、意義あらしめようと思うなら、無常を感じなければ、馬鹿馬鹿しくて、生きる張り合いがなくなるのではないでしょうか。 例えば貧...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(61)

人生とは舞台の上で芝居をして居る様なもので、波がいくら起こっても、水と言う正体が減るものでも、又増すものでもありません。 類魂から見れば皆同じ並の魂で、只その役割が各々異なって生活して居るので、役割に貴賤は無く、あたえられた役割を、いかに正...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(60)

全体の自分の魂がちゃんと本来の所に坐っていたら、腹は立たぬし、怪我はしない。 相対の眼で見るから悩む。何事ぞや、今は魂の修行中だと徹底すれば、進んでぶつかって喰ってしまえば、不満はない。 いわゆる、天を恨まず、人を咎めず、自分より出て自分に...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(73)

若し、自分の運命の黒点がまわり来て、心配事や病気が現われて来た時は、それは先祖、及び自分が過去において原因を作っていたから、今、悪の芽が出て来たので、そこで、静かに自分がかねて来た道の感情、及び行為について、反省してみる事です。 必ず、そこ...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(34)

正受老人は一日暮らしをせよ、と常に人に申されたと言う事は、いか程の苦しみにても一日と思えば堪え易し。楽しみもまた一日と思えばふける事もあるまじ。 親に孝行せぬも、長いと思う故なり。 一日一日と思えば理屈はあるまじ。 一日一日とつもれば百年も...more