吉田綾霊談集(69)

吉田綾霊談集

人という字は、もちつもたれつ神仏を敬し、先祖をうやまい、その供養を怠らず自らは節倹を重んじ、困難辛苦に耐え、喜んで人世のため働かなければならぬ生まれつきであります。


自分自身の為、物を乱用するという事は決して神の御心ではありません。四恩の何たるかを知る者は、決して物を濫用すると言う事は心が咎めて出来ないものであります。


四恩とは、天地・国王・父母・衆生の四恩で、衆生の恩とは、食物をはじめ衣類履物に至る迄、みな人の恩を受けている事の意味であります。
(上巻203頁、昭和45年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会

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