霊の世界は実態であり、物質的利益はその映像でありまして、物的利益を先に求めるのは、宝の車を求めてその車の後に馬をつないで居るようなものであります。
そこで現世の幸せを求むる前には、出来るだけ自分に与えられた仕事を喜び、誠をもって努力するならば、それがたとえすぐ物にならなくとも、その努力が足場となって必ず善き芽が吹き出る様になる、これが人間の世界であります。
(上巻121頁、昭43和年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会