吉田綾霊談集(15)

吉田綾霊談集

何事も皆自業自得だとはいえ、守護霊は神の約束のもとに何人にもおられる。


煙管
(キセル)
を例にすれば、口に挟む吸口が守護霊なら雁首は一個の人だ、そのつないでいる竿にヤニが溜まると通りが悪くなる。

常に心して掃除しておかねば、いかに高価のキセルでも、役に立たなくなる。


要は、心霊的な体験を、いくつも持ちながらそれを偶然と思い、守護霊を忘れていやしないか、思えば思われようとするは人情、霊界人はその点、敏感そのものであります。


感謝の念が守護霊と自分の導火線になるのであります。

(上巻221頁、昭和46年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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