吉田綾霊談集(52)

吉田綾霊談集

安心立命を得て居る人は、心の調和が常にとれて居る人である。心の中心が確立して居る人である。

己の欲すること、己の行う所が常に高級祖霊の欲する所と一致して居る人なのである。従って、心の欲する所に従って行動して則を越えず、即ち人間の道、自然の理法を踏みはずさない人なのである。


安心立命の人は、消極的にこの世を諦めて生活して居る人ではない。痩我慢をして質素な生活に甘んじて居るだけの人ではない。


人生の意義を知り、明朗にして積極的であり、己の天分を発揮し有意義に現界生活を過ごす人なのである。


一芸一道に徹した人はその芸その道においては一分の隙もない。例えば能楽の名手が舞って居る時は、その人とその背後霊とが一体となって舞をして居るので、一分の隙もなく剣道の達人もこれに切り込む隙がない位である。従って、観客はその演舞に心を魅せられるに至るのである。
(下巻39頁、統一会抄、Copyright c 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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