吉田綾霊談集

吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(17)

生きとし生くるものを、育て大きくされる神を大川の河水に喩えますれば、その神の理念をうけ、人を守る事の出来る境地の霊は、まことの人間の喜怒哀楽に同調しない高級霊でなければなりません。 その高級霊こそ、大川の水を引くパイプとなっていてくださる...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(16)

人は類魂の使命により、自己にふさわしい因縁を背負ってこの世に修行に出て来て居るのであってみれば、修行には常に苦は付き物であります。 然しその人その人によって苦の感じ方が異なると思います。これを端的に言うならば、“ある”と“ありたし”の二...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(15)

何事も皆自業自得だとはいえ、守護霊は神の約束のもとに何人にもおられる。 煙管(キセル)を例にすれば、口に挟む吸口が守護霊なら雁首は一個の人だ、そのつないでいる竿にヤニが溜まると通りが悪くなる。 常に心して掃除しておかねば、いかに高価の...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(14)

テレビの波長はたくさんありますが、チャンネルを合わせなかったら、画像が出てまいりませんね。それと同じことがやはり顕幽両界の交通にも見られます。 そもそも人間は先天的に祖霊の高級霊の守護指導を受けるようになっているのですが、人間の心の波長...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(13)

人間は自己の中に自己を勝利者たらしむる力をもっていれば、また反対に自己を敗北者たらしむる力ももっております。 自分の両手をのびのびと高く上げることも出来、またその両腕で自分の胸を圧迫して、悪魔に押さえられる夢を見ることも出来る、同じ自分の...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(12)

肉体を、その顕現機関となす魂を人間と言い、肉体を持たぬ魂を霊魂と言う。 これは大ざっぱに言えば、智と情との合成で、この両者に肉体を取り入れれば、智・情・体の三つで、この三つの要素は個人の全標示し得るもので、体なる要素は、力を顕現するもので...more
吉田綾霊談集

吉田綾霊談集(11)

人は誰でも何らかのよい特質を持って居ります。 この性質は生まれながらの素質によって出来たものでありまして、これは過去何代かの先祖の努力の賜物であります。 この特質を働かす場合は、あまり努力しないでも他人より優れた事が出来るのであります...more