公開夏期講座 「浅野和三郎と鎮魂帰神法、そして吉田正一の理論・思想」

心霊科学夏期講座
令和4年度 公開夏期講座
浅野和三郎と鎮魂帰神法、そして吉田正一の理論・思想

日時:令和4年8月28日(第4日曜日)13:30~17:00
会場:日本心霊科学会館 2階

受講料 会 員 当日 3,000円 一般 当日 4,000円
定員 50名 事前予約

本協会が永く行ってきた「精神統一法」の源流はどこにあるのか、浅野和三郎と現在の協会の起点となった吉田正一の理論との関係を比較検討し、現在行っている精神統一法について再確認します。浅野と鎮魂帰神法については、その時代背景も考察することになります。また、物理的霊媒と精神的霊媒の先にある「新たな心霊研究と実践の道」とは何か?こうしたことを議論することにもなりますが、このことは、21世紀における「スピリチュアリズム」や「霊性」の役割や意味について考える良い機会となります。

左:浅野和三郎 右:日本心霊科学協会初代理事長 吉田正一

 

 

 

【プログラム】
①13:30~14:30 鎮魂帰神法と神道理論について 鎌田東二(京都大学名誉教授)
─講演終了後 質疑応答(15分)

②14:55~15:35 吉田正一の理論と思想    半田栄一(本協会常務理事、ホロスアカデミー主宰)

③15:45~16:25 浅野和三郎とその思想    瀬尾育弐(本協会理事長、駒澤大学名誉教授)

④16:35~16:55
コメンテーター発言(仏教;禅の立場から) 対本宗訓(僧医)
⑤16:55~17:10
全体の質疑応答    *時間は予定より10分ほど遅れて17:10分頃終了となります。

鎌田 東二(かまた とうじ)京都大学名誉教授  哲学者、宗教学者。京都大学名誉教授

県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学大学院博士課程単位取得中途退学。岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻博士課程単位中途退学。宗教哲学・民俗学・比較文明学・ケア学専攻。博士(文学・筑波大学)。京都大学名誉教授。石笛・横笛・法螺貝奏者。神道ソングライター。著作に『神界のフィールドワーク』『翁童論』四部作、『宗教と霊性』『呪殺・魔境論』『神と仏の出逢う国』『現代神道論』『世直しの思想』『世阿弥』『言霊の思想』『南方熊楠と宮沢賢治』『ケアの時代「負の感情」とのつき合い方』、『身心変容と医療/表現』『霊的暴力と身心変容技法』(近刊予定)CD『絶体絶命』(2022年7月リリース予定)など。

瀬尾 育弐(せお やすつぐ)協会理事長・駒沢大学名誉教授 大学一年の時に本協会に入会し、心霊科学実験や編集部にかかわる。慶応大学工学部修士課程修了後、企業に入社。超音波・MRIなどの医療機器の研究開発に従事した。2005年 「腹部などの遅い血流を二次元でリアルタイムに表示する超音波血流イメージング装置の開発」により紫綬褒章を受章。2007年駒澤大学医療健康科学部教授となる。2017年駒澤大学名誉教授となり現在に至る。文部科学大臣発明賞(2003年)、文部科学大臣賞(2004年)など受賞多数。

半田 栄一(はんだ えいいち) 協会常務理事 ホロス文化研究所  ホロスアカデミー主宰。 1952年神奈川県生。中央大学大学院博士後期課程単位取得退学。大学、短大において講師を務める。現在、ホロス文化研究所およびホロスアカデミー主宰。専門分野:日本倫理思想史(倫理学)、比較思想、生命倫理、医学哲学。主要論文:「道元における信」、「環境の人間学的考察―生命観・自然観の比較を通してー」、「世阿弥における幽玄美とスピリチュアリティ」その他。現在、本協会常務理事。
昭和11年霊界座談会 右から土井晩翠(協会顧問)、浅野和三郎、小林寿子霊媒、岡田熊次郎
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