吉田綾霊談集(46)

吉田綾霊談集

この世の中で、幸福感に充たされて生きようと思うならば、自分の心が寛大でなければなりません。霊魂の進化が完成の域に達する迄には、限り無き表現形式をとって、無数の経験を自己に集積せねばなりません。


それなくして完全なる智慧は到底得られません。故に、神仏から見た場合は、屑拾いをして生活を立てようとも、大臣になって人生修行をしようとも、人生行路上人問としての損得はありません。


蒔いた種は必ず刈り取らねばならず、因果はくらませません。我々が何事かを考えたならば、宇宙に記録され、やがてそれに相応する事件や、肉体の状態が我が身辺に現われるものだと言う事を理解しなければなりません。
(上巻423頁、昭和52年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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