吉田綾霊談集(39)

吉田綾霊談集

人は皆過ちを冒して、この一生を過ぎて行く。言うなれば、人間とは常に心の上で過ちを冒し続けている、悲しい存在とも言えましょう。

だがその過ちで人間は自分の至らぬ事に気付く、つまり背後の霊信を受ける。

それによって、虚心に悔悟して行くならば、そこに人間としての貴さが現われて来ます。

素直にその過ちを認め、詫び、自覚し、自戒して、これを繰り返さぬぞ、と心に誓う、この生活態度を続けて行く時、より高い背後に守られ、何につけ、幸せになって行くものであります。
(上巻254頁、昭和47年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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